【まずは一言】
爬虫類である必要性が知りたい
【もうちょっと詳しい感想】
強盗目的で入った家が、実はやばい人が住んでたっていう、いろんなところで飽きるほっどみてる設定なんだけども、まあつっこみどころが多いのね。
まず冒頭で主人公の子供が何者かに誘拐されんのね。それ自体は物語の進行上、必要なんだなって感じなんだけど。
主人公は警官で、元旦那も警官で、その元旦那が仕事中に関わった組織が報復のために子供攫った、みたいな。で身代金用意したら解放してやる的な。
その身代金を用意するにあたって、銀行強盗しようぜ！ってなるんだよ。もうその時点でちょっとおかしいんだけど、さらに主人公の兄が銀行員で、その銀行にしようぜ！ってなるんだよ。
ここで結構「ん？」って思ってギブアップしかけたんだけど、一応最後まで観ることにしてるから続けることにしたんだけど。
さすがに銀行は自分の顔が割れてるからまずいと、兄が言うわけ。そりゃそうだ。映画とはいえそこまでぶっとんでなくてよかったよ。
じゃあ銀行のトップの家に行ってそいつ脅して、そいつに自分の口座から引き落とさせよう！ってなるんだけど、いやいやいやいや。なんで？
強盗する意味もわからないし、現職の警官なら職場に相談すればいいじゃん。
え？って思ってるこちらのことはお構いなしに、事が進んでいくわけ。
そんであれよあれよという間にトップの家に行きましたと。脅しましたと。お金くれますと。その間そいつの家族は仲間で見張ってるぜと。
そんでやっとそこから様子がおかしくなるわけなんだけど、実はこの家の住人は人間じゃなくて爬虫類みたいな種族で、昔から生存してて年頃の娘に適当なオスをあてがって種の存続をさせる準備の最中でしたと。
娘は本当は適当なオスと交尾するはずだったけど、強盗によって断念されたから、強盗の中にいた一番若い男に手を出すんだけど、このへんになるとなんで観てるんだろうって気になってきちゃってね。
本性表した家族の見た目がコモドオオトカゲみたいになるんだけど、あれさ、爬虫類じゃなくて、無難に吸血鬼じゃダメだったのかな。他との画一化を図ったのかもしれないけど、別に爬虫類じゃなくても…
でなんかよくわからんうちに仲間が殺されていって、最後は主人公と元旦那が生き残って、お金も手に入りました、身代金支払いました、子供も帰ってきました、めでたしめでたし、みたいな雰囲気になるんだけど。
これさ、子供が攫われたくだり、まるっといらなくない？ドント・ブリーズみたいに、最初から金持ちの家に強盗しようぜ！のほうがわかりやすくていいわ。
唯一面白かったシーンが、娘が本交尾するために若い男を生贄台みたいなのに縛り付けてさあこれから！ってところなんだけど。
若い男はその前に気を失うだかなんだかしてたのね（もう記憶が曖昧）
そんで目が覚めたら変な台に縛り付けられてて、うわああああってなってるんだけど、若い男は全裸なんだけど、ちょうど横たわってる股間の部分に不自然に光が反射してて、すっごい笑っちゃった。
隠すにしても、もっと他にあったろうに。そこだけ楽しませてもらいました。
あと序盤の主人公、ものすごく演技が下手っていうか、棒読みだなって感じた。
普段は母国語でもないし、あんまり気にならないんだけど、これはすごい気になっちゃったな。
総じて微妙だったわりに、こんなに長文になってしまった。どうして…
↓このジャケットに全部詰まってる
