映画鑑賞する人

主に映画の感想。息をするようにネタバレしてます。

「劇場版ブルーロック―EPISODE凪ー」感想

 

【まずは一言】

もはやエピソード玲王では?

 

【もうちょっと詳しい感想】

劇場版の公開、まだ先だと思ってたら今日だったよ。別に初日に行かなくてもよかったんだけど、一週間仕事頑張ったご褒美として衝動的に行ってきた。

90分くらいなんだけど、内容盛りだくさんだからか長く感じた。

何回かニヤニヤしちゃって、そのたびに唇噛み締めて耐えてたんだけど。

最初のほうで玲王のリムジンが校門に到着するシーンあるんだけど、ぬるっと突然黒い塊が出てきたもんだからゴキブリかと思っちゃってさ。

そこで吹き出しそうになってぎゅっと噛み締めたのが最初かな。

あとは凪と玲王がわいわいしてるとことかでもぎゅってなったし、千切が出てきただけでぎゅってなった。

内容は放送してたアニメのB面って感じだからさらーっとしてる印象だったんだけど、本編ではなかった凪の心情がよくわかったのがよかったよね。

めんどくさいと言いつつ、結構いろんなこと考えてるなーって。

サッカーって面白いねって目覚める過程で、気持ちの変化を表すのに宇宙が広がっていくみたいな表現がされてて、あれよかったな。

凪の中でビックバンが起こったみたいな感じなんだろうね。そこからの最後のタイトルが、最初との変化がすごくて鳥肌立っちゃった。

この映画ってさ、アニメ本編の続きとか総集編とかじゃなくて、スピンオフなの。初めての映画がスピンオフって他に知らないんだけど、そこがもう面白いよね。

あとさ、映画の最後にとんでもないネタバレしてたんだけど!アニメしか見てないんだけど、察するに前回のアニメ終わったところよりももっと先の段階でさ。さすがの私も「え!?」ってなったよ。そこはぎゅっとならないで声出るかと思ったよ。

もしアニメしか見てなくてネタバレとかNGな人がいたとして、映画見てたら泡吹いて倒れるんじゃないかな。

私みたいな個人がネタバレするのはいいと思ってるんだけど、公式がネタバレかましてくるのは割と許せないんだよね。

スターウォーズのエピソード7が公開した時も、新聞でネタバレされててキレた覚えがある。

人気作品だと最新まで把握してる人のほうが多いからまあいいっちゃいいんだけど、そうじゃない人もいるからねぇ。こればっかりはなんとも言えない。

でまあ帰路につきながら色々振り返ってたんだけど、よくよく考えたらエピソード玲王じゃない?って。

凪を見つけてサッカーに誘ったのは玲王だし、ブルーロックに参加させたのも玲王だし、サッカーの面白さに気付くきっかけを作ったのも玲王だし。

玲王がいなきゃ今回の映画もなかったわけで、真の立役者は玲王なのでは?ってずっと思ってる。

最後凪が行っちゃって闇落ちしちゃったけどね。その時錠前と鎖でがんじがらめになってたけど、あれは玲王があれ以上成長できないことの暗示なのかと思った。

めちゃくちゃ色々書いたけど、面白かったけどやっぱり本編のほうがいいかなって。

千切もたくさん喋るし、カオスも極まってるし。

でも2週目の入場特典変わるらしいから、もらいに行くか悩む…アコギな商売しますなぁ。

 

↓原作は未読だけど、そのうち読みたいと思ってる。

 

0418

 

会社行くのに電車を使っているわけなんだけども、行きも帰りも結構混んでて、身動きが取れないときもよくあるのね。

でさ、そんな状況でも絶対にスマホ見るマンまじで多いんだけど、本当に迷惑なんだけど。

全然身動きが取れない状況で、人の頭の高さにまで腕あげたりとかして、そこまでしてスマホ見なきゃいけない理由ってほんとに何?すごくみっともないと思ってるし、どうかしてると思ってるんだけど。

さらにさ、そういう人たちって自分がよければいいって人ばっかりだから、混んできても奥に詰めたりもしないし荷物に気使ったりとかもしないわけね。なぜならば自分がスマホ見ることができればいいから。

見るなとはいわんよ。私だって見るしさ。でも座ってるときとか空いてるとき限定だけど。

状況をみてくれって言ってんのね。スマホ見てなきゃ今すぐ死ぬっていうんなら見ればいいよ。そうじゃなくて、くだらないショート動画とかSNSとかアニメとかニュースとかはさぁ、家とかでゆっくり見ればいいじゃん!!!

特にアニメなんか家でゆっくり見ないと内容入ってこないだろうが!!

って、今日帰りの電車が遅れてたからいつもより混んでて、そういう人ばっかりだったから非常にイライラしてしまったわけ。

近くでスマホ操作してる人の手とか腕とかが肩や頭に当たると「ちくしょうが」って思うんだけど、私は身長も低いし身なりも喪女のそれだからだいたい舐められるわけで。そういうのにも余計イライラしちゃうんだよね。

でも真面目な話さ、電車内でも歩きながらでも自転車乗りながらでも車運転しながらでもスマホ見てる人いるけど、大丈夫?

まじもんの病気だから受診したほうがいいと思ってるんだけど、そんなにスマホ見ててもいいことないぞ。私は性格めちゃくちゃ悪いから、例えば階段降りながらスマホ見てる人いると、転べって思っちゃう。

実際いたよね、ながらスマホしてて遮断機の内側にいるのに気付かなくて、周りにいた人もみんなスマホ見てたからそれに気付かなくて電車に轢かれて死んじゃった人。

スマホごときで命落としたなんてしょうもなさすぎる。

何年か前に「スマホ脳」って本読んだんだけど、それによるとスマホは麻薬よりも中毒性が高くて、目も悪くなるしストレートネックになって頭痛などの原因になるから、百害あって一利もない、みたいなこと書いてあった。

で面白いのが、そういうリスクしかないから、スティーブ・ジョブズは自分の子供にほとんどスマホを触らせなかったんだって。

いやほんとにさ、誰とでも自由に連絡とれる以外のメリットって、なんかある?

別に外でネットが使えなくてもゲームできなくても動画見られなくてもSNSできなくても、何にも困らなくない?

前もどっかで書いたと思うけど、私はスマホ使用に関してやや過激なとこあるし、自分がなくても生きていけるからそう思うだけなんだけど。

まぁ便利になりすぎたんだよなぁ。便利すぎるのも困りものだよなぁ。

 

↓作者がかっこよかったから読んだけど、結構面白い。

 

「ザ・フラッシュ」感想

 

【まずは一言】

これもマルチバースかぁ

 

【もうちょっと詳しい感想】

ジャスティスリーグからの派生ね。ジャスティスリーグ自体あんまり記憶にないんだけど、そこで出てたフラッシュはこんなキャラだったかな?

DCシリーズって、主にバットマンワンダーウーマンとアクアマンしか観てないからスーパーマンが~って内容になるとついていけなくなっちゃうんだよね。

今回はスーパーマンじゃなくてスーパーガール?が出てきたけど、彼女はこれが初お目見えであってる?それさえもよくわかってないというね。

超スピードで時空を飛び越えて、亡くなったお母さんを救うんだ!って過去で張り切るわけなんだけど、ものすごくつまらないわけじゃないけど、特別面白くもなかったっていうのが私の感想。

ほんとの敵は自分って、SFかよ。いやSFなんだけど。

なにせ上映時間が長いよね。もう最近はさ、1時間半くらいじゃないと集中して観られないのよ。

でも他の人の感想ちょっと見てたら、昔の作品のオマージュがあってにやりとした、みたいなのがちらほらあって、なるほど他の作品に精通してる人にとっては面白いらしい。

元ネタわからないとポプテピピックの大半がつまらないみたいな。違うか。

DCはまだマーベルと違ってとっ散らかってない印象なんだけど、ジャスティスリーグからの派生がもっと増えそうだね。

そういえば昔、DCとマーベルの違いがわからない母に、一生懸命説明したなぁ。最近もまた間違えてたから私の努力は無駄だったんだなぁ。

ところでグリーン・ランタンはいろんな意味ですごく面白いと思うよ。

 

↓アマプラで視聴できます~

 

↓めちゃくちゃおすすめ。

 

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」感想

 

【まずは一言】

観たい要素全部詰まってる

 

【もうちょっと詳しい感想】

パニック、コメディ、ミュージカル、ロマンス、ちょうどいい上映時間といった、私の観たい要素が全部詰まった映画だった。何これ最高かよ。

殺傷力のあるトマトが人間を襲うのが主軸なんだけど、とはいえもはや何がメインテーマなのかわからなくなるけど、とにかく面白い。

78年の映画だから映像自体も新しくはないし、CGも今ほど高度じゃないからあれだけど、むしろその時代に制作されたからこそのこのクオリティだと思うんだよね。

トマトが襲ってくるところも、スーパーでよく見るあのトマトがいくつもコロコロ転がってきて、そのあとに人間が悲鳴あげてって感じなんだよ。

具体的にトマトがどう襲ってるのかとか全然わからないところもポイント高い。多分歯とかついてるんじゃないの。知らんけど。

私が一番好きなシーンは、クソ狭会議室に重役が集まってくるところなんだけど、一般的な感覚でいうと、最初に入った人は奥から座るじゃん?

なのに一番最初に入室した人が入り口付近に陣取ってんのよね。そんであとから入った人が机の上をヨチヨチして奥の席に座ってんの。

演出とはいえおかしすぎて、声出して笑っちゃったよ。

そんな感じで突っ込みどころ満載のシーンがおはようからおやすみまでずっと続いてて、気付くとエンディング迎えてたわけ。

全体的にわけわからない部分のほうが多いんだけど、B級ってこういうのでいいんだよ。

一本の作品でこれだけ楽しめるのもなかなかないと思うなぁ。

何も考えないで、頭からっぽにしたいときにおすすめ。

 

↓アマプラで視聴できます。ぜひ!謎主題歌も面白い。

 

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新しい職場で勤めだして早2週間?が経ったわけなんだけども。

派遣という気楽な立場で、それなりに楽しく働けてる。なにより社食があるのが嬉しい。

でさ、今日一緒にお昼食べてた人から、同じ部署だけど別チームで、挨拶くらいしかしたことない人が私のことを「仕事を覚えるのが早い、そして丁寧」って言ってたって話を聞いてさ。嬉しくなちゃったよね~。

話はちょっと変わるけど、私は小学生のころから夢女子やってるのね。一時期は好きなジャンル見漁って、なんなら自分でサイト持つくらいどっぷりだったけど、社会人になってからは主に自分の脳内で妄想して楽しむにシフトチェンジしていったのよ。

それもここ数年は妄想したりしなかったりだったんだけど、最近ハイキューにはまって、YouTubeでキャラとのあれこれを色々妄想する人の動画見てるうちに、こう…私の中の夢小説熱みないなのが再燃してきて。

それでものすごく久しぶりに夢小説を読んでみたのよ。余談だけど最近はサイトってないんだね…時代の流れを感じて寂しいよ…

たまたま読んだのが稲荷崎高校にいる北さんのやつで、あの人「誰かが見てるからちゃんとやんねん」みたいなスタンスの人じゃん?

読んだ夢小説もそれに絡めた内容で、せやな~って感化された私は、仕事も「ちゃんとやんねんな~」って気持ちでやってたわけよ。実際はそんなちゃんとはしてないんだけど。

で、知らないところで褒めてもらえてたって話に戻るんだけど。

やっぱりちゃんと見てくれてる人っているんだね、北さん!って思ったって話。あと職場に推しキャラがいる妄想すると毎日が楽しくなるライフハック見つけた。

その夢小説もすごく読みやすくて、いい話でね。それから北さんも推しになったんだけど。

あとここ数日よく見てる、YouTubeで妄想語る人の語り口もめちゃくちゃ面白くて。多分だけど同年代だと思うんだよね。ああいう友達ほしい。

その人の動画見てから黒尾鉄朗もかなり上位に食い込んできてる。

やめろ…これ以上私の扉をあけないでくれ…

 

 

コミックス買うかめちゃくちゃ悩んでる。45巻はしまう場所がなぁ、ないんだよなぁ。

 

今気づいたけど、最終巻の表紙が1巻と同じってエモすぎないか?

「ソフト/クワイエット」感想

 

【まずは一言】

やっぱり生きてる人間が一番怖いわ

 

【もうちょっと詳しい感想】

全編ワンカットで、緊迫感があったわ。ワンカットの映画って好みがわかれると思うけど、私は割と好きなんだよね。

まずさ、白人至上主義の団体、っていうのが怖いよね。カルトじみてるっていうかさ。

自分たちのような女性を男性は求めている!って自信満々に言えるのがすごいよ。自己肯定感高くていいね。

集会所だった教会の人に追い出されて、私の家でもっと飲も~って流れになって主催者の家に向かおうとするんだけど、いや追い出されたとはいえ、持ち込んだもの片づけていけよ。そういうところだぞ。

でまあなんか因縁のある相手と遭遇して、集団だからイキっちゃって、あいつらボコりにいこうぜ!って不穏な展開になっていくんだけど、良心のある人間がここまで一人も出てこないのいっそ清々しいよ。

唯一主人公の旦那がまともかな?って感じだけど、多分周りがやばすぎてまともに見えるパターンかと。

そこで盛大ないじめが行われるわけなんだけど、いやあれはどう見てもいじめなんだけど、それがすごいえげつないのよ。

私は女のドロドロした部分が煮詰まったような漫画が大好きでよく読んでるんだけど、不倫とか浮気とか整形、ブスなんかでヒットする漫画ね。その中にはもちろんいじめ漫画もラインナップされてるわけなんだけど、そういうので見たことあるような内容だったもん、やってること。

いやー、女のいじめって怖いんだよね。なんか陰湿で陰険で。

とかってやってたら一人死んじゃって、口封じのためにもう一人も殺すぞ!ってなるあたりが狂いすぎてる。

最後湖に沈めて、でもその場面からしばらく動かないから生きてるんだろうなって思ったら、案の定もう一人は生きてた。

ってことはずっと死んだふりしてたことになるんだけど、バレないもんだね。なんやかんやいじめてた側も動揺してるから気付かないのかもしれないけど。

そんな感じで最後まで割と楽しく鑑賞できたんだけど、やっぱり悪魔とか呪いとか取り憑かれた人形とかよりも、生きてる人間のほうが何しでかすかわからなくてよっぽど怖いよ。

この映画に出てくる女性も、普通の主婦だったり学校の先生だったりなのに、そういう白人至上主義の団体立ち上げたり、ひょなんなことから殺人犯しちゃったり。

いかにもやばそうな奴って最初から近寄らんとこってなるけど、そうじゃない人のほうが圧倒的に多いから、人は見た目じゃわからないし怖いなって思った。

時間的にも内容的にも、久しぶりに面白い映画だったと思う。

 

 

↓アマプラで視聴できます。ぜひ!

ソフト/クワイエット

ソフト/クワイエット

  • ステファニー・エステス
Amazon

 

「ヴァチカンのエクソシスト」感想

 

【まずは一言】

神父さんもスクーター乗るんだ

 

【もうちょっと詳しい感想】

そう、神父さんスクーター乗ってんのよ。いや別に何で移動しててもいいんだけど、あまりにもイメージがなさすぎてね。

しかもフェラーリのステッカー貼ってあるし。え、フェラーリのスクーターじゃないよね?

まあそれは置いといてね。実在したエクソシストの話なんだけど、別にそこまで怖くはないかな。そもそも怖がらせるのが目的なわけではないと思うんだけど。

でもこういうのってやたら暗がりで何かが起こるし、BGMがおどろおどろしいし、そういう演出してくるよね。

少年に取り憑いた悪魔を祓うゾってラッセル・クロウがやってくるわけなんだけど、何回か書いてるけど私は悪魔憑きのなんたるかを全然理解してないから、物語が佳境になるにつれ急に宙に浮いたり首が回ったりするのを、「なんでやねーん」って思っちゃうたちなんだけど。

お姉ちゃんにも一瞬悪魔が取り憑いたシーンで、まるでホモォ…の顔文字みたいなポーズになったとき、悪いけど笑ってしまった。ホモォって┌(┌^o^)┐こういうやつね。

あれ正気に戻った時、体バキバキになってるだろうね。節々が動かなくなりそう。悪魔祓い完了したあとって、病院で精密検査とか受けるのかな。

あとこういう映画って、取り憑いた悪魔は基本その場から動かないの親切すぎない?

多くの場合縛られたりして身動きとれないっていうのもあるけど、悪魔の力をもってすれば、そんな布切れだったり縄だったりは簡単に壊せると思うんだけど。

魔法少女が変身してるときは敵が襲ってこないのと同じかな。知らんけど。

でも実際にああいう事件が海外では割とあって、そのためのエクソシストが存在しているんだよね。

この映画のアモルト神父も著書を何冊も残したりするくらいご活躍なさってたらしい。

そういえばアナベルも実話なんだよね。やっぱり悪魔っているのかねぇ。

私には生きてる人間以上に怖いものはないと思ってるからねぇ。

昨日「ソフト/クワイエット」って映画も観て、それめちゃくちゃ面白かった。生きてる人間怖い系のやつ。また改めて感想書くけども。

とはいえ結構面白く鑑賞できた。時代設定も昔過ぎなくて、80年代だからより身近に感じやすいかも。

今の悪魔ってどんな感じで取り憑いてくるんだろうね。スマホとかパソコンとかも操れるのかな。悪魔も時代の変化に追いつくの大変そう。

 

 

↓アマプラで視聴できます。ぜひ!