【まずは一言】
エンドロールのメイキングが一番面白い
【もうちょっと詳しい感想】
実家がWOWOWに加入してるから、オンデマンドをおこぼれさせてもらってるんだけど。そのかわりディズニープラスのアカウントも貸してるんだけど。まあそんなことはどうでもいいとして。
WOWOWってたまに日本初公開の映画を紹介してくれるんだよね。今回観たのもそれなんだけど。
アンソニー・ホプキンスが出てて、コロナ禍で監督や役者が接触なしでフルリモートで制作しました!っていうのがウリらしい。
あらすじが面白そうで観てみたんだけど、いやー悪いけど思ったより面白くなかったですね…なんか内容がつかみきれないまま終わった感がある。何度も言うけど私の処理能力めちゃくちゃ低いからね。あんまり複雑にされるとわかんないのよ。
あらすじ丸コピすると、「IT業界の大物フィンリーは妻が亡くなったあとに自社から追放され、彼も亡くなる。そして現在。5人の関係者、ロサンゼルスにいるフィンリーの息子サム、かつてフィンリーと働いた、在ストックホルムのハカンらは、謎のAIに呼ばれてリモート会議に出席。AIは5人に、彼らが知るパスコードを60分以内に入力しろと要求。だがフィンリーは生前、地球を壊滅させる技術を生み出しており、パスコードはそれを起動させかねなかった。」
面白そうじゃん?でもさ、ちっともわからなかったのよ。
まず呼ばれた5人が、そのフィンリーとどういう関係にあったのかいまいちわかりにくいのよ。
あとパスコードがうんたらってところも、なんのパスコードなのかみたいな簡単な説明もなく、「お前らが知ってるパスコードを60分以内に入力しろ」って展開になるの。
映画の中の人たちは当然だけどそれが何を指してるのかピンときてるみたいだけど、観てるこっちはなんのこっちゃわからんのよ。私だったら「パスコード?え、何の?Amazon?」ってなってるわ。
そもそもね、その5人の元に謎の郵便物が届いて、中にQRコード入ってるのね。それがリモート会議の招待状なんだけど。
まずさ、そんな怪しい郵便物開けないって。開けてもQRコード読み取らないって。変なウイルス仕込まれてるかもしれないじゃん。
画面も演出上、ブラウン管テレビの砂嵐みたいなのが何度も画面に映りこむからちょっと酔いそうだったし…これアンソニー・ホプキンスじゃなくてよかったよな…
画面上だけで物事が進んでいって、っていう映画はやっぱり「search/サーチ」が今まで観た中で一番完成度高いと思ってる。
今回の映画はエンドロールにメイキングがあったんだけど、それが一番面白かった。なんか皮肉だね…
この映画はアマプラになかったから、アンソニー・ホプキンスといえば!な映画貼っておく。
↓似たような手法だとこっちのほうが断然面白い。