【まずは一言】
原作の雰囲気そのままじゃん!
【もうちょっと詳しい感想】
漫画家の中村明日美子さんが大好きで、20年くらい読み続けていて、コミックスは新装版以外全部持っている。いずれ新装版も手に入れたい。
まあそれは置いといて。
同級生のアニメ映画がやっていることは知っていた。でも原作の大ファンだし、あの雰囲気表現するの難しくない?と思っていて、動いたりしているのも想像つかなかったから観ようとは思ってなかった。
今まで周りで「明日美子さん好き!」って人に会ったことがなかったからずっと一人で楽しんでたんだけど、去年職場の先輩も明日美子さんが好きだと発覚して、とても盛り上がった。ちなみに今日も明日美子さんの話して永遠に盛り上がってた。
その先輩はBLが好きな人で、明日美子作品の中でも特に同級生シリーズが好きで、映画のDVDも持ってると。
映画は観てないんですって話をしたら、無理だったら途中でやめてもいいから観てほしいと貸してもらって、観てみた。
いやー、想像の何倍も良かった。
私がちょっと危惧してた原作の雰囲気もそのままだし、声のイメージも全然違和感ないし、音楽もめちゃくちゃいい。途中でやめるどころか繰り返し観ましたよ。
一回観て泣いて、二回目はもっと細部を観察しながら観て泣いて。一回目よりも二回目のほうが味わい深かった。
本当に二人の関係の始まりのところしかないんだけど、大事なエッセンスが全部詰まってる気がした。
「コメがカピカピになってしまう~」って歌いながらお弁当箱取に行くところ、結構好き。
あとは原先生の歌声が思ってたよりも美声で驚いてしまったよ。
なんか秋葉原の映画館で、明日だけ復活上映するんだって。見たらもう完売してたけど…
知ってたら行ったのに。劇場で観るチャンスだったのに。残念。
またどこかでやることを願って。
明日美子さんは同級生シリーズでかなり知名度上がった感じがするけど、私個人としてはコペルニクスとかJとかのほうが好きかな。
あの耽美な世界感、クセの強いイラスト、本当にたまらなく好き。
また初期のあの感じで描いてほしいところではある。王国物語がちょっと近いかもしれないけど。
でも読み返してみると、同級生はJの最終巻とまだ近い絵柄な感じ。
そこからhomeまで読むと、二人の関係と共に線もやわらかくなっていく気がして、一緒に変化を感じられてとてもいいですね。
しかも先輩がさ、「卒業生って今時期に読むのが最高じゃないですか?^^」とか言ってきてさ…くぅ~わかってらっしゃるぅ~!
↓アマプラで視聴できます。ぜひ!
↓原作もめちゃくちゃ良くてさぁ!
↓私が一番好きなJの総て。明日美子さんにはまるきっかけになった作品。