【まずは一言】
展開早くて助かる
【もうちょっと詳しい感想】
M・ナイト・シャマランの娘が監督してるっていうんで、観てきた。
シャマラン(親)の作品結構好きだから、ちょっと楽しみだったんだよね。
「これの監督シャマラン(親)だよ」っていわれても「なるほど~」ってなるくらいには作風?似てたんだけど、やっぱり製作が親だからかな。
「覗き見リアリティホラー」みたいな煽り文句ついてたけど、いうほど怖くなかったな。
ここで脅かしにくるんだろうなって身構えてたけど、全然こなかった、っていうのが何回かあってちょっと肩透かしといいますか。
でも上映時間が90分ちょいだから、展開早くてサクサク進んでいくのは助かった。
これは個人的な好みの話なんだけどさ、「なんでその部屋に行くことになったのか」みたいな詳しい経緯ってそんなにいらんと思ってるのよね。
全くいらないってわけじゃなくて、人物同士の会話の中でさらっと語られるくらいでいいというかさ。
だってそういうの盛り込むと長くなるじゃん?もちろん必要ならいいんだけど、たまにそこにだらだら時間かけすぎて、最後駆け足で消化不良、みたいな映画もそこそこ観てきたもんで。
そういう意味でいうと、ポン・ジュノの「スノーピアサー」は列車に乗ることになった詳しい経緯とか乗車するための人選がどうとか、そういうのなかったからマジで好き。
話が逸れたんだけど、この映画が、覗き見部屋に行くまでにダラダラしてたって言ってるんじゃないんだよね。誤解がないように言っておくけども。
むしろ、ナビ通りに進んでたのになんで急にそんな森の奥深くにいるねん、ってなったくらい。しかもナビも形態も突如として使えなくなるという、お決まりのパターンでね。話が早くて助かるね。
部屋に入ってから、夜な夜な正体不明のやつらに見られてるっていうじんわりとした恐怖があって、いいぞいいぞと思ってたんだけど、割とあっさり正体が明かされてしまって…まあまあ上映時間考えたらね…でもね…
これもまた個人的な好みの話なんだけど、「なにが起きてるかわからない」系のやつ、最後まで正体わからないほうが怖いと思うんだよね。
「オキュラス/怨霊鏡」って映画があってさ、途中まで良い感じに怖かったのに、怨霊の正体が明かされてから怖くなくなっちゃったんだよね。(´・ω・`)って顔になったんだけど、それと同じ感覚になった。
木の根っこの隙間から部屋を見てたシーンで、ウォッチャーズの正体とはみたいな説明しながらそいつらを初めて見たところの絵面が進撃の巨人みたいで、地鳴らし始まるかと思った。
総じて批判みたいな感想になっちゃったけど、先が読めそうで読めないストーリーで、結構面白かった。
いうほど怖くないとは言ったものの、ずっとアイルランドに行きたいと思ってたけど、アイルランドの森には近づかんとこって思うくらいには怖かった。
そういえばシャマラン(親)は自分の映画にカメオ出演してて、探すのがちょっと楽しいんだけど、娘も知らないだけで出てたのかな?
↓予告が一番怖いまである。